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| 移動できるコミュニケーションツールとして利用されてきた携帯電話は、外出先からメール、スケジュールの確認や、業務データの閲覧・入力を行う端末として活用の幅が広がり、オフィスの仕事は、場所や時間の制約から開放されつつある。企業経営にスピードが求められている今、携帯電話は、あらゆるビジネスシーンにおいて、情報複合端末として新たな存在価値が増してきた。NTTドコモ
Windows ケータイ F1100(富士通製)は、Windows Mobile 6 standardを開発基盤にアプリケーション連携と従来の携帯電話の操作性と利便性を追求。既存のスマートフォンとは一線を画したコンセプトをもつビジネス用のモバイル端末だ。 |
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富士通株式会社
モバイルフォン事業本部
モバイルフォン統括営業
部長代理 岩城博氏 |
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ここ数年、モバイル端末を活用した企業向けアプリケーションのシステム構築案件が急増してきている。その背景には、ホワイトカラーの生産性向上を追求する企業マインドの高まりや、ワイヤレス通信の利用料金の定額化という市場環境の変化が考えられる。加えて、モバイル端末自身と周辺技術の進化もその要因の1つにあげてもよいだろう。その成果である無線LANによる音声通信技術の向上、高速モバイルデータ通信などは、システムを構築するためのハードルを低くしてきている。
だが改善する点もまだまだ残されている。モバイル端末はPCよりも大きさや重さに制限を受けるために、実際に使う側の理想に近いユーザーインターフェースを、既存のモバイル端末では実現できないこともある。そのため、端末の操作性よりも、システム構築を先に進める場合もあったようだ。「F1100」は、それではユーザーの要求に100%応えることができないという反省から、操作性やユーザーインターフェースという点を綿密に吟味し、ユーザーに大きな満足感と利便性を与える機能や仕様を多く盛り込み製品化している。
富士通モバイルフォン事業本部のモバイルフォン統括営業部長代理の岩城博氏は、「F1100」と既存のモバイル端末の位置付けを次のように話した。「既存のモバイル端末は大別すると3種類に分類ができると思っています。1つが業務用専用端末でハンディターミナルと呼ばれているもの、2つ目が一般的な携帯電話、3つ目がPDAやスマートフォンです。それぞれに特長があり、モバイル端末を活用したシステム構築では業務の内容や使用される環境に応じて使い分けられています。『F1100』はそのどこにも属さない独自の位置づけにある製品と思っています」 |
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少し詳しく「F1100」と既存のモバイル端末を比較し整理してみよう。
1)ハンディターミナルとの比較
まず、主に流通業、製造業で利用されているハンディターミナルと比較してみよう。ハンディターミナルの大きな特長としては、屋内外のさまざまな用途に耐え得る堅牢性・対環境性を備えているという点があげられる。また、検品や棚卸業務に必要となるバーコードリーダ、プリンタが内蔵されているタイプも提供されており、業務専用端末として必要な機能を兼ね備えている。一方、「F1100」は、小型軽量で携帯電話が一体となっていることから、主にWebをベースとした社外での営業報告や保守業務等の端末としての利用に最適であると言えよう。また、Bluetooth対応のバーコードリーダやプリンタと接続することができ、Windowsアプリケーションを搭載できることから、従来はハンディターミナルで行なっていた業務への利用が期待されている。
2)携帯電話との比較
携帯電話はどうだろう。携帯電話の開発基盤としてよく使うBREWやJAVAは、どちらかといえば個人向けのゲームなどに使われるケースが多く、ビジネス向けアプリケーションを開発する人材はまだ少ないのが現状だ。またセキュリティという点で既存の端末は、一部の製品を除いて、まだ機能を備えていない。「F1100」は指紋認証や開閉ロック、パスワードマネージャや、特定のファイルや、microSDメモリーカード内のデータに対し暗号化ができる機能を搭載するなど、豊富なセキュリティ機能をもっている。
3)PDAやノートPCとの比較
PDAやノートPCとの比較ではやはり操作性が一番違うところだ。「F1100」は今までの携帯電話と同じ感覚で操作ができるユーザーインターフェースを採用している。これまでの携帯電話で行っていた片手キー操作が可能だ。ノートPCやPDAは両手を使った操作が基本となっており、入力データが多い場合は有効だが、移動中に荷物を持ちながら操作する場合などは、片手での操作の方がストレスは少ない。
このような比較をみると「F1100」の開発コンセプトがよくわかる。「『F1100』は携帯電話という枠を超えないスマートフォンです。そこに強くこだわってもいます。携帯電話が発売されて10年以上です。携帯電話が新しくなっても直感的に使えるような人が増えています。そのような文化ができているわけですから、トータルにシステムの導入を考えたときに、携帯電話と同じような操作ができる方が、教育などを含めた導入期間やコストは少なくてすむと思います」と岩城氏は「F1100」の製品優位性についてまとめた。 |
| モバイルソリューションに適応した「F1100」 |
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